初めての御朱印集め 準備するものと頂き方

先日、本屋さんで京都グルメのいい本がないかな~と探していたら
御朱印と書かれた本がとても多い事に気づきました。


なんとな~く聞いたことはあったのですが、
よくわからなかったので、ちょっと調べてみたところ、
とても興味が湧きました。


そういえば、私も年に数カ所は神社やお寺に行く機会あるし、
記念にもなるから集めてみようかな~と思い、
色々と調べてみました。


それでわかった御朱印の基礎知識やお作法、
準備するものなどをご紹介したいと思います。

御朱印とは?

御朱印ってそもそもなに??
全く聞いたことがない人、
名前だけは聞いたことがある人もたくさんいると思います。

私もその一人でした。

御朱印というのは、起源は諸説色々あるそうですが、
現在は、参拝した証として頂けるもののようです。


なので、コレクション目的で参拝もせず、
御朱印をください、というのはマナー違反どころか
本末転倒なので、必ず参拝してから頂きましょう。


御朱印は、通常黒字と朱印で書かれますが、
今はイラストが入っていたり、カラフルなインクで書いて頂けたり、
また立体になっている御朱印もあるそうです。

御朱印

ジルバーナーさんによる写真ACからの写真


書き手は、その寺社の住職さんや宮司さん、
また大規模な寺社では神職の方や巫女さん、副住職。


場所によっては、書家やアルバイトの方を雇ったり、
イラストレーターの方に書いてもらったものを印刷して
その上から手を加えるというところもあるようです。


その寺社により考え方や事情は違うので、
不満をいうのは控えましょう。

御朱印の頂き方

準備するもの

  • 御朱印帳
  • 授与料

御朱印帳

御朱印は、普通のノートや手帳に頂くのではなく
御朱印帳呼ばれる専用の帳面に頂きます。

私は、アマゾンで好きなデザインを探し購入しましたが、
御朱印を頂ける寺社なら大抵オリジナルの御朱印帳を販売しているようなので、

ネットで調べて好きなデザインの御朱印帳の寺社に行き、
そこから御朱印集めをスタートさせるのもいいと思います。

最近主流の御朱印帳は、
開くと下の写真の様に長い一枚の紙になっていて、
それが蛇腹に折られています。

開いた御朱印帳

裏も同じ様になっていますので一応両面書くことは出来ますが、
墨が裏に写ってしまったり、また書いてくださる方が、
裏面に書くのは気がひける方もいるらしいので
出来れば表面だけに書いたほうが良さそうです。

開き方としては、国語の教科書のように
帳面の左を持ち右側に開けるのが正しいようです。

左から右

また、御朱印帳は表紙の裏は御朱印を頂きません。

上の写真でいうと、1の部分です。

2のページから頂きます。

また、1の部分には予め名前を書く欄が入っている御朱印帳もあるようです。

私の御朱印帳のようにない場合で、名前や連絡先を書きたい人は
ここに筆ペンなどで書くといいと思います。

授与料

寺社によって、バラバラですが一般的に300円から500円の所が多いようです。

ただ近年は、カラフルな御朱印や3面に渡る御朱印など手間や時間がかかるものは、1000円以上になる場合もあるようです。

授与料表記のないところは、
300円から500円を目安に気持ちを納めれば大丈夫なようです。

またおつりは出ないように授与料は、納めましょう。

御朱印帳は、分けるべきか

神社とお寺の御朱印帳を一緒にしていると断られることがあるので、
御朱印帳は分けたほうがいい、という情報を見たのですが、
さらに調べてみたら神社とお寺というよりも宗派によって断られる場合があるようです。

ただ、本当にそれは稀なケースのようで、
そのために私は2冊も3冊も御朱印帳を持って歩かないと行けないのは、
重さ的にしんどいので、不便がでるまでは1冊で集めたいと思います。

結構な数の御朱印集めの方でも、未だに断られたことはない、
って言っていたのでその言葉を信じたいと思います!

今日は神社だけ、と思って神社の御朱印帳持って行ったら、すぐ隣にお寺があって、あっちも持ってくればよかったああってなるのが目に見えてる・・・

また1冊にまとめるメリットとして、
行った日にち順に並ぶので、
後で見た時に見やすいようです。

分ける場合は、神社用、寺院用、日蓮宗用と分ける方が多いようです。

参拝手順

神社での参拝方法

nobeziさんによる写真ACからの写真

手順1
最初の鳥居をくぐる前に一礼
神社の入り口にある鳥居は、一般社会と神域を隔てる堺だとされているので、くぐる前に一礼します。
手順2
参道は、真ん中を歩かない
参道の真ん中は、神様が通る道だとされているので、出来るだけ真ん中は避けて端を歩きましょう。
手順3
手水舎(ちょうずや)で身を清める
まずは、右手に柄杓を持ち水を汲み、左手を清めます。
次は、左手に持ち替えて右手を清めます。
再び右手に持ち左手で水を受け口をすすぎ、左手を清めます。
最後は、柄杓を立てて柄に水を流し柄杓を戻して終わりです。
手順4
神前で参拝
神前では軽く一礼をしてお賽銭を入れます。
二礼二拍手一礼の順番で参拝。
ただし、出雲大社などでは二礼四拍手一礼など、
神社によって作法が異なる場合があるので注意しましょう。
手順5
御朱印を頂く
最初にも書きましたが、特に指示がない場合は必ず参拝してから頂いてください。
基本的に社務所や授与所と呼ばれる場所で頂く事ができるようです。
受付の方に「御朱印お願いします」などと声をかけて頂きましょう。

寺院での参拝方法

kimtoruさんによる写真ACからの写真

神社と寺院では、少し作法が異なりますので寺院での手順も紹介します。

手順1
山門(三門)に入る前に一礼
寺院の場合は、三門が外と聖域を分ける境となっているので、ここで一礼するのがマナーです。
手順2
参道は、どこを歩いても大丈夫
神社は、出来るだけ真ん中を歩かないのがマナーですが、寺院はどこを歩いてもOK
手順3
手水舎(ちょうずや)や、常香炉(あれば)で身を清める
手水舎での作法は、神社と一緒です。
常香炉は、置いてあれば煙を浴びて身を清めます。
常香炉の煙は、体の悪い箇所に当てると治ると言われてます。
手順4
参拝する
一礼し、お賽銭(=お布施)を入れます。
鈴などがあれば、3回鳴らし、なければそのまま両手を合わせて祈願します。
手を合わせたまま深くお辞儀をして、立ち去る時にまた一礼をします。
手順5
御朱印を頂きます
神社と同じ様に、受付などに行き、御朱印をお願いしましょう。

別紙(書き置き)で頂いた場合

御朱印帳を忘れてしまったり、旅先で持っていなかったりした場合、
1枚の紙に御朱印を書いて頂ける、
書き置きと呼ばれる御朱印があるのでそれを持ち帰り、
御朱印帳に貼りましょう。


また寺社によっては、初めから御朱印帳へ書き込みはなく、
書き置きのみで対応されている所もあるようです。

MEMO

寺社によって、使用している紙が違います。
普通の紙であれば、テープのりが一番キレイに貼れるようですが、
和紙は、剥がれやすいのでスティックのりの方がいいようです。

さいごに

御朱印のことわかっていただけたでしょうか??

あまりがむしゃらにはじめると、飽きっぽい私は力尽きてしまいそうなので、
マイペースに集めて行きたいと思います。

これから、御朱印をはじめてみたいと思っている方の参考になれば幸いです。

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